私がVOICEPEAK東北ずん子を買わない5つの理由
要するに、コスパ
先日、VOICEPEAK東北ずん子が発売されました。
VOICEPEAK東北ずん子はDreamtonics社が開発した音声合成エンジンを使用し、声優・佐藤聡美の声を元にして製作され、AH-Softwareが販売するスピーチシンセサイザーです。
感情表現に対応しているほか、ずんだもんとフリモメンも付属しておりひとつのエディタ上で掛け合いさせることが可能で、お値段13,800円(税込)。3キャラクター使えると考えればお買い得でしょう。
なによりこのVOICEPEAKはWindowsやMacOSだけでなくLinuxにも対応しています。Ubuntuを普段遣いしているスピーチシンセサイザーファンの私にとってはもはや買うしかないと思える製品です。
ですが、私は買いません。
買わない5つの理由
1.お金がない
単純にいまはお金がありません。買えないことはないけど財布の紐は締めておきたいところなのです。
2.活用できない
現状、有料のスピーチシンセサイザーを買ってまで動画制作などをするモチベーションがありません。もしやるとしてもVOICEVOXで事足りてしまうだろうという感じです。
3.使い勝手が悪い
これは体験版をダウンロードして使ってみたうえでの感想なのですが、新しいセリフブロックを追加する方法が「前のブロックを選択した状態でエンターキーを押す」というものだけで、これがちょっといただけないです。
スピーチシンセサイザーは文字入力がメインのソフトではあるのでしょうが、声の設定を調整するのにマウスも多用します。それなのに基本操作がマウスでできないのは個人的に致命的なポイントでした。
4.ライセンスが厳しい
VOICEPEAK東北ずん子は商用利用が禁止されています。一応個人利用の範疇に大抵のことは入っていて普通に使う分にはあまり意識しなくてもいいようではあるのですが、ライセンスが厳しめであるということそれ自体がなんとなく購入を躊躇わせるのです。
5.東北ずん子そこまで好きじゃない
身も蓋もありませんが、私が東北ずん子を好きなのはいわゆる初期ボイロ三人娘(結月ゆかり・弦巻マキ・東北ずん子)や東北三姉妹(ずん子・イタコ・きりたん)といったセットの状態であって、単身ではそこまで推せる感じではないのです。ずんだもんはVOICEVOXにいますし、フリモメンは……アレはなんなんでしょうね?
まとめ
要するに、個人的にコスパが悪いから買わないということです。
今後アップデートで使い勝手が良くなったり商品展開するキャラクターが増えたりすれば手を出すことになるかもしれませんが、今はまだその時ではありません。
とはいえ、人によっては冒頭で書いた通りのお買い得かもしれませんので、あくまで私個人の選択です。これから買おうとしている人を止めるようなことはしませんし、むしろずん子が好きでお金と気力が充実しているLinuxユーザーがいるならぜひ購入してほしいとすら思っています。そして動画を作ってほしいです。
以上です
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