190人のシンデレラガールズへ

やっぱり君たちちょっと多すぎるよ

年始に立て続けのお気持ち表明があったことで自分でもちょっと吐き出したくなったものを書いてみたいと思います。
何についてかと言えば、スマートフォン用リズムゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ(デレステ)」についてです。

デレステの縮小って結局どうなったの? ~2024年のシンデレラガールズについて~|ボルロス
・この記事は、2024年のシンデレラガールズの展開への多大なネガティブな感情が含まれています。 ・筆者の見解が多く含まれます。 ・筆者の偏った思想も多く見られます。 それでも良い方だけご覧ください。 あとクソ長いですが鬱ENDじゃないです。 ↑だから全部読んでから感想述べてほしいかも。長くてごめん。 ボルロスです。 最近、インターネットの友達と会うたびにお気持ち人間と評されることが多くなってきました。ガチで遺憾。 ですが、多少なりともアイマスイベントを運営している身でこれではイカンとも思うわけですね。遺憾だけに。 ということでお気持ち回です
デレステ規模縮小1年で改めて考える、「知ってもらう機会」の難しさ|Kの特急
【おことわり】 今回の記事は今までで一番人を選ぶ内容なので、下記内容を前提としてお読みください。 筆者はボイス付アイドル(南条光)の担当Pです 190人全員の顔と名前は一致します 「190人全員の担当Pと最低1人以上名刺交換をする」という目標を5thライブSSA公演(当時は183人)から立てているが、2025年1月現在目標未達です (達成率に関しては、いつか他ブランド込みで記事としてまとめたい) 韓国版『シンデレラガールズ』のみに登場するアイドル3名(イム・ユジン、リュ・ヘナ、ジュニー)に関しては、話がややこしくなってしまうので今回言及しません 可能な限

上の記事を書いた人たちのようにデータや経緯をまとめることはしておらず、本当にただのお気持ち表明になってしまうので、この先は閲覧注意です。

まず、上の記事で書かれている規模の縮小について。
これは私の極めて個人的な事情によるものですが、規模の縮小それ自体は歓迎するものでした。なぜなら、疲れてしまったからです。
次々と、終わった端からまた別のものが始まるイベント、そのたびに増える楽曲とコミュ。ソシャゲとはそういうものだと理解してはいても、もはや真面目に走る気力がほとんどありませんでした。コミュこそ石を確保するために消化していましたが(「消化」という言い方がすでに終わっている)、楽曲についてはフルコンボどころか手をつけてすらいないものが一覧にずらりと並んでいる始末です。

そもそも、機能として「営業」が追加されたときから私のデレステは営業回しゲームになっていました。
営業というのはアイドルを選んで派遣し、時間経過で完了すると報酬が貰えるという機能です。スタミナを消費して所要時間を短縮することもできます。
現在の私のプロデューサーレベルとそれによるスタミナ総量、エナドリの在庫と営業特化したプロデュース方針をもってすれば、イベント時には営業を回しているだけで限定アイドルを入手できるだけのポイントが獲得できてしまうのです。

はっきり言って、今の私にとってデレステライフとは「惰性」にほかなりません。
習慣として毎日欠かさずログインだけはして、ホーム画面にいるSSR依田芳乃を見てニヤニヤし、必要な営業を処理する。そうして自然に溜まっていく石で時折ガシャを回す。それだけです。
そんな怠惰な私には、新規楽曲や限定アイドルが追加されるイベントが間遠になることはちょうどよかったのです。

さて、そんなデレステに対するお気持ち表明として何が言いたいか。
一言にまとめるならば「やっぱり君たちちょっと多すぎるよ」でしょうか。

もともとアイドルマスターというゲームは複数いるアイドルの中からプレイヤー(プロデューサー)が見初めた子(担当)を育て上げる、というコンセプトなので、キャラクター数はそれなりに必要ではあります。
しかし、初代アイドルマスターは13名、同じ事務所設定のミリオンライブは39名であわせても52名、SideMは49名、シャイニーカラーズは28名、学園アイドルマスターは11名という現状で、190名というシンデレラガールズは明らかに多すぎます。
しかもその190人の実に約半数には歌って踊るアイドルという設定のキャラクターであるにも関わらず声すらついていません。

そんな多すぎるアイドルたち、好きなアイドルもいればまったく興味のないアイドルもいる中から入れ代わり立ち代わりイベントやガシャに登場してくるのですから、常にモチベーションを保つのは難しいです。そして一度下がったモチベーションは容易に回復しません。それが私の「デレステ疲れ」の原因でしょう。

それだけの人数がいるからこそ多くの人がその中から刺さるアイドルを見つけられるんだ、という理屈もありますが、ではその刺さったアイドルが声もつかない(=歌ってくれない)、ゲーム内イベントに出番もほとんどない、界隈ではそもそも認知度が低い、といった状態であったならば、それはまごうことなき悲劇です。
これがストーリーのあるゲームであったならまだ「脇役は好きになっても出番少なくて寂しいね」で済みますが、デレステの場合はアイドルごとのエピソードがあるだけで一本の大きなストーリーがあるわけではありません。システム上ではニュージェネ3人がポケモンで言う御三家ポジションですが、それを除けばあとは(おそらくは)人気に応じてイベントでの出番やSSRの頻度が決められています。
つまり「お前の担当が不人気なのはアイドルとして人気がないからだ」という循環論法が成立してしまいます。これほど残酷なことがあるでしょうか。
私自身はそれなりに人気を博しているアイドルを担当しているので平気ですが、X(旧Twitter)の相互さんでまさしくそういう人を知っているのでやるせない気持ちにもなります。

いっそのこと、デレステとは別の新しいアプリを作って、そちらではその多すぎるアイドルから選別して一部のアイドルのみをプレイアブル実装するくらいのことをしていいのではないかと割と本気で思っています。ポプマス? うっ頭が……。

いやでもいい案だと思うんですよ。人数はミリオンライブを参考に50人前後(もっと少なくてもいいかも)、現状の声あるなしに関わらず選考して、その新アプリが続く限り人員はそのまま、プレイアブル実装されないアイドルにも全員サポートカードの絵柄だとか、コミュの脇役だとかで登場する機会を与える。
システム的にアイドル同士で優劣を作ることには当然反発もあるでしょう。自分の担当でプレイできないことはそれこそモチベーションの低下につながります。そこは何らかの救済措置が必要ですが、メインで取り扱うアイドルの数が減れば運営の負担も減って、結果的により息の長いコンテンツになって190人全員の供給の総量は増えるかもしれません。そっちの方が幸せな人もいるのではないでしょうか。

それでもし選別が実施されるなら、個人的にはぜひ総選挙のようなファン投票をせずに運営が責任を持って選別してほしいです。人気というか話題性はその時々で変動しやすいですし、デレマス総選挙名物仁義なき選挙活動が挟まると結果が歪みますからね。それよりは運営が持っている種々のデータから最適解を導き出した方がいいと思います。

こんなことが言えるのはそうなっても自分の担当アイドルが外されはしないだろうと高をくくっているからですが、外されたら外されたでSNSで一通り嘆いて終わりです。それが理由で引退などはしません。まあ現状がすでに半分引退しているようなものですけどね。

運営は運営で色々考えてくれているとは思いますし、中の人たちにはデレステから数えても10年という歳月を続けてくれて感謝してもいます。
でも、やっぱりアイドルが多すぎることに対してなにかわかりやすく目に見える改革がほしいのです。なんだったら声なしアイドル全員に声をサプライズ実装するとかでもいいです(実現可能性はともかく)。とにかくなんらかの答えは出してほしい。何もなくズルズル行ってデレステがサ終、後継アプリもなく、以降は散発的にグッズが出るくらいでコンテンツとしては緩やかに終わっていく、などというような未来はやはり嫌です。

そんな感じで、結論は特にありません。お気持ち表明ですから。

以上です
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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