Godot製ORA画像ビューア「Ginkgo」公開
OpenRaster特化
以前「PSDの代替としてORA(OpenRaster)もっと普及しないかなー」という記事を書きましたね。

ではその普及のために自分でもなにかできることはないかと考えて、こんなものを作ってみました。
ORA形式の画像を扱えるシンプルなビューア「Ginkgo」です。Godotで作りました。
MITライセンスのオープンソースで、とりあえずWindowsとLinuxの実行ファイルを用意してあります。
機能は本当にシンプルで、ファイルを開いて画像とそのレイヤー構造をツリー形式で表示するものです。レイヤーは表示非表示を切り替えられて、変更は都度表示画像に反映されます。
画像をPNG形式でエクスポートする機能も用意しました。
これがあれば例えばORA形式の立ち絵素材なんかを確認したり差分を抽出したりするのにいちいちKritaのような重めの画像編集ソフトを開かなくても済むでしょう。Godot製なのでそこまで爆速ではありませんが、十分軽いと思います。なお、ORA形式で立ち絵配布してる人がどれくらいいるかは考えないものとします。
ORA形式が読み取りやすいこともあって、AIの力を借りつつ数日で作れました。
個人的に必要最低限だと思う機能だけ入れたので、ここからまだまだ改良していく余地はあるでしょう。ソースコードを見るとフォルダのブラウジング的な機能を実装しようとサムネイル読み込み機能を持たせていることがわかります。
とはいえゲーム制作の方もあるのであまりかかりきりにはなれません。これを足がかりに誰かいい感じに改良していってくれないものか。
ちなみにソフト名の「Ginkgo」というのはイチョウの英語名です。なんでもよかったんですが、それっぽい名前をつけたいと思って英単語を探していて目に留まったので。
以上です
ここまでお読みいただきありがとうございました。
よろしければ購読をお願いします。
