Godot関連書籍まとめ

公式ドキュメントが手厚すぎる

Godotについて日本語で学べる書籍は今どのくらいあるかな、と気になったのでまとめてみます。
事前に断っておくと、私はGodotを学ぶうえで書籍を購入したことはありません。以下に紹介する書籍も内容を保証するものではないことをご了承ください。

Godot Engineではじめるゲーム制作

https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-1922-4

長らくGodotの日本語書籍はこれくらいしかなく、検索するとよく引っかかっていました。
10年近く前のものなので、情報としては古く現在では実用性はほぼないでしょう。逆に、当時のGodotがどの程度のものだったかを知る歴史資料的な価値はあるかもしれません。

はじめてのゲームエンジンGodot

CUTT System: はじめてのゲームエンジンGodot

上のものほど古くはないですが、Godotの対応バージョンが3.4.2だそうなので実用性は低そうです。

Godotかんたん入門

<span style=“font-size: 1rem;”>図解と画面で直感体得</span><br> Godotかんたん入門|リックテレコム
IT、情報通信を網羅し、発信していく企業です。書籍の刊行だけでなく、セミナーや展示会などのイベントも行っております。

近年、Godotが注目されるようになってからでた4.0対応の書籍です。
入門と銘打ってはいますが、2Dのアクションゲームから3DのFPS、さらにAR/VRまで学べるようです。

ゆるっとはじめるGodot Engineゲームプログラミング

ゆるっとはじめるGodot Engineゲームプログラミング【①+②流通版】 - プログ社 - BOOTH
プログラミングが初めてでも、ゆるっと楽しく、解りやすく学べちゃう!Godot Engine<ゴドーエンジン>というゲーム制作ツールの入門書籍です。 リンゴを増やしまくるクリッカーゲームと、ジャンプしたりする2Dアクションゲームに挑戦だ。 スーパー初心者キャラクターの「ゴドウさん」と一緒に、ゲームを作りながら楽しくプログラミングを学ぼう! ■この本の特徴 ・マンガ風の会話形式で、楽しく学べる。 ・短くわかりやすく伝える、優れた文章力。 ・難しい専門用語を使わない説明。 ・すべてのプログラムを1行づつ日本語に翻訳してあるから、置いて行かれそうになっても大丈夫。

こちらも4.0対応ですが、学生が書いた自費出版のものであるという点には注意が必要でしょうか。
内容としてはタイトル通り入門的なもので、イラストを多用したとっつきやすい印象です。
4巻まで出ていて上記リンクは1巻と2巻の合本加筆版です。

紙で出ているものとしてはこのくらいですね。
現状では入門書の類しかなく、Godot公式のドキュメントを読んで自ら学習できる人であれば必要は薄いかな、という感じです。

そもそもGodot自体がどんどん進化していく途上にあるゲームエンジンなので、紙の本では情報がすぐ陳腐化してしまうという問題があります。正直4.0対応でもちょっと古いです。
高度なことがやりたい場合は、やはりWeb上の記事や動画などを参考にするほうがいいのでしょう。

おまけ

Zennというプラットフォームに電子書籍の体裁で公開されているものもいくつかありました。

Godotの本一覧

今のところすべて無料なので読んでみるといいかもしれません。

以上です
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