ACTION GAME MAKERの価格について
高い……高くない?
Godotをベースに開発されている2Dアクションゲーム特化なツクールシリーズの新作「ACTION GAME MAKER」の価格が発表されました。

気になるそのお値段は1万900円です。
これを高いと見るか安いと見るかは人による……と言いたいところですが、少なくとも価格だけ見て「これは安い! 買うしかない!」となる人はあまりいないのではないでしょうか。
ベースが無料で使えるオープンソースのGodotですから、その分価格も抑えられるだろうというのは消費者側から見ればある程度妥当な予測だと思われ、他の有料ソフトとの比較もするとちょっと高いです(RPGツクールMZが定価8778円)。
そもそも今の時代、UnityやUnrealEngineを(もちろんGodotも)代表として無料で使えるゲームエンジンがいくつもあり、あえて有料の制作ツールを購入するというのはそれだけで趣味としてはハードルが上がります。それが1万円超えとなればなおさらです。
もちろん、ビジュアルプログラミングをはじめ本家Godotにない機能が多数盛り込まれるようですからその付加価値分と考える必要はあります。特にW4Gamesと提携して家庭用ゲーム機への移植に対応するという点は、作ったゲームの販売を見据えた場合にかなりのメリットであると思います。
ですが、たとえば本家GodotやUnityなどでのゲーム制作に挫折した人がこれを買ったら挫折せずゲームを作れるようになるのかというと、それはちょっと違うでしょう。
ツールはあくまで制作を助けてくれるものであって、1から10まで全部やってくれるわけではありません。ノーコードを謳ったビジュアルプログラミングであっても十全に活用するためにはコードを書くのとそれほど変わらないプログラミングの知識が要求されます。
作りたいという意志と完成品のビジョン、そして地味な作業を続けられる忍耐力がなければどんなツールを使っていてもゲームは完成しないのです。
よって、これは既にいくつかゲームを完成させたことがある、ゲーム制作そのもののプロセスに慣れている人向けなのではないかなと考えました。そういう人であれば家庭用ゲーム機への移植機能が1万円で買えると見ることもできます。
つまり、私はターゲットではないということですね。そもそもプラットフォームがWindows限定のようですし、私が作っているゲームは3Dです。
なので別に「もっと安くするべき」などと言いたいわけではないです。適正な価格であると仮定して、どういうシチュエーションで買うべきかを考えてみただけです。
なお、今年の6月17日を予定している発売にあわせて10%引きのセールをするそうですので、買う気のある人はウィッシュリストに入れておくとよいでしょう。

以上です
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